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父さん がんばる。

仕事に、家事に、子育てに。 がんばる父さんの絵日記

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【4コマ漫画】被災して5カ月後。わが家の記憶に残るうれしい食卓の話(2011年)

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2011年8月下旬。

帰宅すると食卓に並んでいた食事。

それは、東日本大震災発生から

およそ半年ぶりの母さんの手料理だった―。

 

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(2011年9月11日公開)

 

ゴーヤチャンプルー、茄子とピーマンの煮びたし

豆腐と大根と人参の味噌汁、雑穀と玄米入りご飯。

 

東日本大震災気仙沼で経験して、家族で移り住んだ仙台。

新しい暮らしも落着いて久しぶりに母さんの手料理を食べることができた。

思い出されるのは、3月11日に食べるはずだった晩ご飯。

 

オムライス、さつま芋とりんごの甘露煮そして味噌汁。

この日の夜は、日ごろの育児でヘトヘトだった母さんをひとりで外出させてあげる約束をしていた。

だから、留守番の父さんはーちゃんのご飯をいつもより早く仕込んでいた母さん

 

家族のために心を込めた料理が、食べられることなく津波にのまれ、がれきの中に埋もれてしまったと考えると、とても悲しい。

「沖縄の海の底に沈んでいる」という母さんの願いは、あの日の晩ご飯に対するお詫びのと感謝の気持ちのあらわれ。

 

歴史的な大災害に被災して、気持ちもめいっていた母さんが、ちょとだけ前向きになったこの日は、わが家の記憶に残るうれしい食卓になった。

当たり前の日常が戻ってきた喜びかみしめて、父さん食卓に手を合わせる。

 

当たり前の日常は、当たり前では無いということ。

今回の4コマ漫画は、5年前にブログを立ち上げてから最初に公開したものです。

今月の11日で5周年。ということで、通常の更新の間に過去記事をリメイクしながら、暮らしや家族、育児についてもう一度振り返ってみたいと思います。

どうぞ、よろしくお付き合いください。

 

家族みんなで、食卓を囲む。そんな当たり前の日常が一瞬で壊され、戻すのに半年かかった―。東日本大震災を経験して、今ある日常は、「一日無事に終わる」という偶然の積み重ねのもとで継続していることを痛感しました。

約5年半たった今でも、あらゆるもの・人に感謝を忘れずに、気持ちを新たに過ごしていきたいです。

今年の熊本地震、そして今週東北・北海道を襲った台風10号によって突然、日常を失ったみなさまがいらっしゃいます。心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早く日常を取り戻していただきたいと思っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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